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ホーム >  当センターについて >  がん診療連携拠点病院 >  ダビンチ(ロボット手術支援装置)について

ダビンチ(ロボット手術支援装置)について


ダビンチ(ロボット手術支援装置)とは?

2017年6月から当病院ではダビンチ(ロボット手術支援装置)(Intuitive Surgical社)を導入し「ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術」を開始いたしました。 本術式では,拡大3D術野にて3本のロボットアームを自在に操作出来るため,従来の手術と比較して,より繊細で正確な操作が可能になります。そのため、術中出血、術後尿失禁の軽減が期待できます。腹腔鏡下小切開前立腺全摘、開腹前立腺全摘術など前立腺手術も800例以上執刀した経験を有する指導医を中心に、4名のダビンチ臨床使用ライセンス取得者が万全の安全体制のもとロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術を実施しております。
(※ダビンチ(ロボット手術支援装置)は、健康保険が適用されます)

ダビンチ(ロボット手術支援装置)

「ダビンチ」手術を実施している診療科


ダビンチ(daVinci)サージカルシステム

ダビンチは、低侵襲技術を用いて複雑な手術を可能とするために開発されました。
高画質で立体的な3Dハイビジョンシステムの手術画像の下、人間の手の動きを正確に再現する装置です。
術者は鮮明な画像を見ながら、人の手首よりはるかに大きく曲がって回転する手首を備えた器具(鉗子)を使用し、精緻な手術を行うことができます。ロボット支援手術は完全に医師の操作によって実施されます。

ダビンチ(ロボット手術支援装置)の特徴

1.体への負担が少ない
   数カ所の小さな切開部から手術を行うため、
   傷が小さく、出血も抑えられ、手術後の
   回復が早く、患者様の負担が軽減されます。

2.精密な動きを再現
   医師がロボットアームに装着されている
   鉗子やメスを操作します。
   ダビンチの鉗子はリスト構造を持ち、
   人間の手より大きな可動域と
   手ぶれ補正機能を備えています。

よくあるご質問(FAQ)

Q1. ロボットによる手術は怖い気がします
 A1. ダビンチ手術は、認定資格を取得し、
   トレーニングを積んだ医師によって行われます。医師をサポートするのが
   ロボットの役割で、ダビンチ自身が勝手に動作することはありません。
   医師がロボットを活用し、より精緻に行う手術とお考えください。

Q2. ロボット支援手術の費用はいくらくらいかかりますか?
 A1. それぞれの疾患によって手術費用は異なります。
   前立腺がん手術の場合、2012年4月より健康保険が適用となりました。
   また高額療養費制度も適用されます。詳細はお問い合わせください。