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泌尿器科


Department of Urology

副院長(外科系) 蜂矢 隆彦

前立腺がんの精密検査と手術において豊富な経験を持つ医師を中心に根治手術を実施。

副院長(外科系) 兼 主任部長 兼 前立腺センター長 蜂矢 隆彦
泌尿器科は副腎、腎臓、尿管、膀胱、尿道の疾患を治療対象としています。
男性ではさらに前立腺、精巣、陰茎、陰嚢の疾患も治療対象となります。

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当科の診療の特徴

 当院が、がん拠点病院であることから泌尿器科では前立腺、膀胱、腎臓、尿管、精巣などの"がん"を主な治療対象としています。泌尿器科の"がん"は前立腺がんと膀胱がんが多いことが特徴です。
 男性の泌尿器科疾患の中で前立腺がん急激に増加していることから前立腺がんの早期診断と早期治療には特に力を入れております。前立腺がんの根治手術は500件以上の前立腺がん手術経験を有する医師を中心に実施しており、安全性、確実ながんの切除、機能温存を心がけています。2017年後半から手術支援ロボット「ダヴィンチ」を導入、患者さんの身体に負担をかけない低侵襲前立腺がん手術が可能となりました。80歳以上の方や、重い合併疾患のために手術ができない方には放射線治療とホルモン療法を併用した根治的放射線治療も行っております。進行した前立腺がんの場合には、外来における抗がん剤治療やラジウムを利用した治療も実施し、前立腺癌は早期がんから進行がんまで幅広く診療をしております。
 膀胱がんの治療は早期がんに対しては内視鏡手術による切除を中心とし、術後の抗がん剤治療も行うことがあります。進行膀胱がんは従来の抗がん剤治療に加え免疫チェックポイント阻害剤による治療も実施可能になりました。
 腎臓がんに対して従来は開腹手術が中心でしたが、低侵襲な腹腔鏡手術にも取り組んでおります。増加した泌尿器科がん患者さんに対して高度な検査・治療を実現するよう注力しております。

医療担当領域(取り扱う主な疾患)

  1. 悪性腫瘍:前立腺がん、膀胱がん、腎臓がん、精巣がん
  2. 排尿に関連する疾患:前立腺肥大症、尿失禁
  3. 感染症:腎盂腎炎、膀胱炎、前立腺炎
  4. その他

認定施設

  • 日本泌尿器学会専門医教育施設

スタッフ紹介

泌尿器科部長

副院長兼
泌尿器科主任部長兼
前立腺センター長
蜂矢 隆彦
  • 日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医、指導医
  • 日本医師会認定産業医
  • 日本がん治療認定医機構暫定教育医
  • 日本緩和医療学会認定医
  • 緩和ケア研修指導者講習会修了
  • 身体障害者福祉法第15条指定医(ぼうこう・直腸)
  • ロボット支援腹腔鏡手術プロクター
  • ダビンチ臨床使用ライセンス
  • 腹腔鏡下小切開手術施設基準医
  • 日本大学医学部泌尿器科臨床教授
  • 臨床研修指導医

スタッフ

泌尿器科医長 内田 英明
  • 日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医、指導医
  • 腎臓専門医
  • 泌尿器腹腔鏡技術認定医
  • 日本内視鏡外科学会技術認定医
  • ロボット支援手術認定医
  • ロボット支援腹腔鏡手術プロクター
  • 緩和ケア研修会受講
泌尿器科医長 森 望美
  • 緩和ケア研修会受講
泌尿器科医師 明城 悠

診療内容 ・ 取り組み

男性の泌尿器疾患の中で “前立腺がん” が最近急激に増加している事実を鑑み、“前立腺がん” の早期診断と早期治療に力を入れております。
“前立腺がん”の根治手術はダビンチを使用した安全性、確実な “がん” の切除、排尿機能、性機能の温存を心がけています。
治療としてダビンチ手術、腹腔鏡下手術、経尿道的内視鏡手術、開腹手術、放射線治療、抗がん剤治療、分子標的薬、免疫療法などを行っています。

手術実績

平成29年度の主な手術件数

手 術 名 件 数
前立腺がんの根治手術(ダビンチ手術を含む)
(平成30年10月時点)
64件(74件)
膀胱がんの内視鏡手術 86件
腎がんの手術 12件
腎盂尿管がんの手術 5件
精巣悪性腫瘍手術 3件
経尿道的前立腺切除術 14件
体外衝撃波・腎・尿管結石破砕術 49件