春日部市立医療センター 高校生1日医師体験を実施しました。

がんを正しく知ろう。
~医師を目指す埼玉の高校生のための、1日病院体験~
 地元埼玉で医師を目指す高校生を対象に、がんについて理解を深め、医師という職業および病院がどのような場所なのか体験する1日医師体験を実施しました。
 埼玉県の医師数は、人口比率では日本で一番少なく、医師が不足しています。地元の出身の医師が、地元の医療に貢献するのが最も自然であろうと思いますが、現実には、地元に戻る医師は多く無いのが現状です。春日部をはじめとした埼玉東部地域も、高齢化が急速に進むことが確実であり、将来皆さんの力が間違いなく必要となります。
 今回の体験が、医師を目指す高校生のみなさんの将来を考える良いきっかけとなり、さらにがん医療、地域医療を担う人材として成長してくれることを願っています。

※当日の写真を掲載いたします。ご参加いただきました高校生の皆さま、ありがとうございました。

研修医の講義風景

放射線治療機器の説明風景

〘参加したみなさんの声〙
『現在の最先端の技術を間近で見れたり、多職種の人たちが連携して医療を行っていることなど、色々なことを学べてとても良い経験になりました。』

『病理検査室で実際にがんを触ったことが特に印象に残りました。』

『縫合も思っていた通り難しくなかなか動かしづらかった』

病理検査室でのがん組織の説明風景

病院食

開催要項

日時 令和6年8月23日(金)9:00~15:00
会場 春日部市立医療センター 
参加人数 将来医師を目指す埼玉県の高校に通う高校生 14名
参加費 無料(ただし、会場までの交通費は参加者負担)
当日のプログラム 〇高校生でも知ってほしい癌の知識
〇病院施設の見学
(手術室、放射線科、薬剤科、検査科、病棟など)
〇病院食体験 
〇埼玉県出身の研修医との交流
〇ダビンチ、腹腔鏡のトレーニング器械を用いた実習
〇病理診断科にてがん組織の観察