当院での妊娠・ご出産、そして入院生活を安心してお迎えいただけるよう、皆さまから特によく寄せられるご質問をまとめました。ぜひお役立てください。
妊婦健診・受診に関するQ&A
Q母子手帳はいつもらってくればいいのでしょうか?
妊婦健診を受けていただく中で、医師から母子手帳(母子健康手帳)を受け取るよう案内があります。 その案内のあと、お住まいの自治体で母子手帳の交付を受けてください。
交付の際には、母子手帳と一緒に「妊婦健康診査の助成券」 が渡されます。
当院では妊婦健診を受ける際に必要となりますので、母子手帳と助成券を必ずお持ちください。
Q夜間や休日にお腹が痛かったり出血があったりした場合は受診ができますか?
当院は 24時間365日、産科医が常駐している体制を整えています。
夜間や休日であっても、症状がある場合は まずお電話でご連絡をお願いします。
ご連絡先
妊娠37週未満の方は、病院代表電話にご連絡をお願いします。
妊娠37週以降でお産の兆候(陣痛、破水など)が見られる方は、妊婦健診でお知らせしている産婦人科病棟直通電話にご連絡をお願いします。
Q体調が悪くなったり、急に予定が入ったりして妊婦健診に行けなくなりました。どうしたら良いのでしょうか?
妊婦健診に来られなくなった場合は、まず当院の産婦人科外来へご連絡ください。日程の変更や調整をスタッフがご案内いたします。
Q里帰り出産を考えています。いつ受診すれば良いのでしょうか?
当院で里帰り出産をご希望の場合は、妊娠16週頃を目安に一度受診をしていただき、妊娠32週から当院で定期受診していただくようお願いしています。現在通院されている医療機関での紹介状が必要になりますので、受診前にご準備をお願いいたします。
入院・出産に関するQ&A
Q出産での入院期間はどのくらいですか?
出産方法や経過によって入院期間は異なりますが、一般的には次のとおりです。
経腟分娩(初産婦):出産当日(0日)から約6日間
経腟分娩(経産婦):出産当日(0日)から約5日間
帝王切開:出産日(0日)から約9日間
面会につきましては、感染症の流行状況や、お母さまと赤ちゃんの安静を確保するため、時期により面会時間や同伴できる方の制限(ご家族のみ等)を設けています。 最新の面会状況については、スタッフへお尋ねください。
Q出産で入院の時、何を準備すれば良いのでしょうか?
当院では出産される方にお産バッグを準備しています。
入院時には、タオルや下着、かかとのある靴、マスクをご準備下さい。その他、必要な物が出てきた場合は、ご家族が面会時にお持ちいただけます。当院ではタオル類のレンタルが可能です。
Q緊急で帝王切開が必要になった場合、手術は可能でしょうか?
当院では、緊急帝王切開を含む産科手術に対応できる体制を整えています。産科医・麻酔科医・小児科医・助産師が連携し、必要な場合には速やかに手術を行います。ただし、妊婦さんや赤ちゃんの状態によっては、より高度な医療が必要と判断されることがあります。その際は、安全を最優先に、高次医療施設への搬送を速やかに調整します。
Q分娩室や病室の雰囲気を知りたいです。また、家族(夫や上の子)が泊まれる部屋はありますか?
ご用意している病室はこちらからご確認ください。
ただし、空室状況によってはご希望に添えない場合があります。 また、特別室・個室・準個室は入院費用とは別に料金が発生します。なお、ご家族が泊まれるお部屋のご用意はありません。
Q立ち合い出産は可能でしょうか?
立ち合い出産は可能です。 ただし、立ち合いができる方は、原則夫またはパートナーに限ります。 ただし、感染症流行時期は、院内の規定に沿って人数制限や条件が変わる場合があります。妊婦健診または入院時にお尋ね下さい。
Q出産時、赤ちゃんに急な体調変化があった場合、どのような対応をしてもらえるのでしょうか?
当院には、赤ちゃんの容体に急な変化があった際に速やかに対応できるよう、小児科医が常駐しています。
また、産科病棟には、新生児の状態変化に迅速に対応できる、NCPR(新生児蘇生法)研修を修了した助産師・看護師が多数勤務しています。赤ちゃんの安全を守るため、緊急時にも適切な処置を速やかに行えるようチーム体制を整えています。
Qバースプランはいつ相談すれば良いのでしょうか?

バースプランの内容によっては、ご希望に添えない場合もありますので、妊婦健診の際に必ず助産師にご相談ください。
また、出産の際にも助産師に伝えましょう。できる限りご希望に沿った出産となるようサポートいたします。
Q食物アレルギーへの対応は可能でしょうか?
当院では、管理栄養士が妊娠中や産後の身体に必要な栄養とカロリーを計算し、バランスの良い食事を提供しています。 アレルギーについては、可能な範囲で対応いたします。 事前にアレルギーの種類をお知らせください。
産後ケアに関するQ&A
Q産後ケア事業は利用できますか?
当院では、宿泊型の産後ケア事業をご利用いただけます。ご利用可能な市町村は、春日部市・幸手市・宮代町・杉戸町にお住まいの方です。(また、当院には日本助産師会の「産後ケア実務助産師研修」を修了した助産師が勤務しており、安心してご利用いただける体制を整えています。)
産後ケアの内容・利用方法・予約については、こちらをご覧ください。
Q産後ケアの利用の流れを教えてください
こども家庭センターに相談・申請をしてください。サービス利用前の申請が必要です。妊娠32週(多胎妊娠の場合28週)以降より申請できます。早めに申請をしておくと産後すぐ利用が可能です。
当院でご利用の際は、利用希望日の2日前(平日)までに予約をしましょう。
助産師に関するQ&A
Qお産には助産師さんはいるのでしょうか?
必ず助産師がいます。経腟分娩では助産師が分娩介助を行い、帝王切開でも手術室に入ります。専門的な知識と技術を持った助産師が一人一人に合ったケアを行います。
Q「アドバンス助産師」は助産師とどう違うのでしょうか?アドバンス助産師はいるのでしょうか?
はい、当院にはアドバンス助産師が勤務しています。
アドバンス助産師とは、助産実践能力を評価する制度(日本助産評価機構)において、高度な臨床判断力と実践力を備えていると認定された助産師 のことです。通常の助産師と同じく妊娠・出産・産後のケアを行いますが、より専門的な判断や支援が求められる場面で力を発揮します。
当院では、こうした専門性を持つ助産師が在籍し、妊娠・出産・産後を安心して過ごせるようサポートしています。
Q育児に悩んだり、授乳がうまくいかないときに利用できるサポートがありますか?

当院でお産された方に向けて、助産師外来で 育児や授乳に関するお悩みを助産師がサポートさせていただいています。
一人で悩まず、いつでも助産師外来をご利用ください。
NICU・新生児医療に関するQ&A
Q赤ちゃんがNICUに入院した場合、母乳をあげることはできますか?
はい、できます。赤ちゃんの状態に合わせて、冷凍した搾乳(さくにゅう)をお持ちいただき、チューブや哺乳瓶を使ってお母さまの母乳を届けます。直接おっぱいを吸えるようになるまで、助産師や看護師が搾乳の方法やケアを丁寧にサポートしますのでご安心ください。
Qどのような赤ちゃんがNICU(新生児集中治療室)に入院するのですか?
予定日より早く生まれた赤ちゃん(早産児)や、生まれつき体重が小さめの赤ちゃん(低出生体重児)、または出生後に呼吸のサポートや点滴などの専門的な治療・経過観察が必要と医師が判断した赤ちゃんが入院します。新生児科の専門スタッフが、24時間体制でお子さまの成長と回復をサポートします。
Q赤ちゃんがNICUに入院した場合、面会はいつでもできますか?
NICUに入院中の赤ちゃんへの面会は、原則としてご両親(お父さま・お母さま)のみとさせていただいております。
赤ちゃんの十分な安静と感染防止(ウイルスや細菌を持ち込まないため)を最優先に考えているため、ご理解とご協力をお願いいたします。面会時間や詳しいルールについては、入院時にスタッフより丁寧にご説明いたします。また、感染症の流行状況によって面会基準が変更になる場合がありますので、最新情報はスタッフへご確認ください。
QNICUに入院している赤ちゃんに、母乳を届けることはできますか?
はい、可能です。初乳(産後数日間の母乳)をはじめ、母乳には赤ちゃんを感染症から守り、消化管の発達を促す大切な成分が豊富に含まれています。そのため、NICUではできる限り母乳育児を推奨しています。
お母さまがご自宅や産科病棟で搾乳(さくにゅう)した母乳を、専用の冷凍パック等に保存して持ってきていただき、スタッフが大切に赤ちゃんへ届けます。搾乳の方法や保存方法、持ち込み方については産科・新生児科の看護師がしっかりサポートしますのでご安心ください。
Q退院した後の赤ちゃんの成長や発達が心配です。フォローアップはありますか?
当院では、NICUを退院した後も赤ちゃんの健やかな成長を見守るため、定期的な「発達フォローアップ外来(乳幼児健診)」を行っています。
新生児科の専門医や看護師が、体重の増え方だけでなく、運動発達や言葉の発達などを中長期的にきめ細かく確認していきます。また、ご自宅での育児に対する不安や、離乳食の進め方などのご相談にも随時応じています。地域の保健センターとも連携を取りながら、退院後もお父さま・お母さまを孤立させないサポート体制を整えています。
費用・保険・助成に関するQ&A
Q出産費用はどれくらいかかりますか?
正常分娩(標準的な入院期間)の場合、総額で約50万〜60万円前後(※個室利用などの場合は別途差額ベッド代)となります。
当院では「出産育児一時金の直接支払制度」をご利用いただけます。この制度を利用されると、加入している健康保険から支給される一時金(50万円)が当院へ直接支払われるため、退院時の窓口での支払いは総額から50万円を差し引いた差額分のみとなります。
Q予定帝王切開や、緊急帝王切開になった場合の費用はどうなりますか?
帝王切開は医療行為となるため、健康保険が適用されます。この際、マイナ保険証の利用者であれば、窓口での支払額を自己負担限度額(所得に応じた一定額)までに抑えることができます。
Q他の市区町村から引っ越してきたのですが、持っている妊・産婦健診等の助成券(受診券)はそのまま使えますか?
妊婦健診の助成券は、発行元の自治体(住民票がある市区町村)の住民のみ有効となります。そのため、転入された場合は、以前お住まいだった自治体の補助券をそのまま使用することはできません。春日部市に転入された場合は、市役所のこども相談課の窓口にて、春日部市の補助券への「差し替え(交換)」の手続きを行ってください。
転入後に新しく交付された補助券を、次回の妊婦健診時に当院の受付へご提示ください。なお、当市への転入者以外で埼玉県内の自治体にお住いの場合は、その自治体の発行した助成券がそのまま使えます。また、県外にお住いの場合は、お住いの自治体にご相談いただければ助成券が使用可能となる場合もあります。
Q出産費用や妊婦健診の費用は、医療費控除の対象になりますか?領収書の再発行は可能ですか?
様々な条件がありますので詳しくは国税庁のホームページ等でご確認いただく必要がありますが、一般には妊婦健診の費用や出産での入院費用(正常分娩・帝王切開ともに)は、税務署での確定申告を行うことで「医療費控除」の対象となります(※出産育児一時金や民間保険の給付金などで補填された金額は差し引く必要があります)。
確定申告の際には領収書や明細書が必要となりますが、領収書の再発行は原則として行っておりません。紛失された場合は「支払い証明書(有料)」の発行での対応となりますので、当院から発行された領収書は大切に保管してください。
面会・付き添いに関するQ&A
Q出産を含め入院中、夫や家族(お子様)と一緒に宿泊は可能でしょうか?
当院では、ご家族の宿泊はできません。
面会時間内で面会をお願いいたします。詳細はスタッフにお尋ね下さい。
Q面会の際、気を付けることはありますか?
産科病棟に入院している妊産婦さんや生まれたばかりの赤ちゃんは感染症に対して非常にデリケートです。そのため、一般病棟よりも感染対策を徹底していただく必要があります。
産科病棟へ入室される前に、マスクの着用と手洗いやアルコールによる手指衛生を必ず行いましょう。また、面会は決められた人数・時間の遵守にご協力をお願いいたします。病棟内では、患者様と赤ちゃんの安眠のためにも、声のトーンにご配慮ください。

