NICU・新生児医療

NICUのご案内(病床数・体制)

当センターは、埼玉東部地区を担う、NICU(新生児集中治療室)を備えた「地域周産期母子医療センター」です。
予定より早く生まれた赤ちゃんや、専門的な治療・ケアが必要な赤ちゃんのために、24時間365日体制で産科病棟と情報を共有し、早産が予想される場合、お産の瞬間には必ず小児科スタッフが立ち合い、生まれた直後から最適な処置を行います。

病床数と確かな医療体制

  • NICU(新生児集中治療室)6床

    予定日より早く生まれた赤ちゃんや、出生直後に専門的な治療を必要とする赤ちゃんの集中治療を行います。保育器や最新のモニターを完備し、24時間体制で厳重な管理とケアを行います。
    赤ちゃんのストレスを減らすため、照明の明るさや音響(ディベロップメンタルケア)にも配慮した環境を整えています。

  • GCU(回復期ケア室)6床

    NICUでの急性期治療を終え、状態が安定した赤ちゃんが、退院に向けて体重を増やしたり、おっぱいやミルクを飲む練習をしたりするお部屋です。
    開放型の保育器やコット(ベビーベッド)を使用し、ご家族が退院後の生活をイメージできるようサポートします。

対応できる疾患・状態

当センターでは、予定日より早く生まれた赤ちゃんや、専門的な治療が必要な新生児を受け入れています。
市内で各専門診療科と連携し、赤ちゃんの健やかな成長を全力でサポートします。

  • 早産児・低出生体重児

    妊娠30週以上で体重1000g以上の低出生体重児の管理・治療

  • 新生児呼吸器疾患

    新生児一過性多呼吸、呼吸窮迫症候群(RDS)など、
    出生直後の呼吸のトラブル

  • 新生児黄疸

    光線療法などを必要とする、強度の黄疸

  • 感染症・疑い

    お腹の中や出産時に感染を起こした、またはその可能性がある赤ちゃんの治療

  • 初期の哺乳不良・低血糖

    体重がうまく増えない、ミルクが上手に飲めない
    赤ちゃんのケア

  • 母体合併症に伴う新生児の管理

    お母さんが妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群などの場合に出生した赤ちゃんの経過観察・治療

  • 赤ちゃんの状態により、さらに高度な治療や外科的手術が必要と判断された場合は、埼玉県の「母体・新生児搬送コーディネーター事業」に基づき、最適な高次医療機関と速やかに連携・搬送を行います。

ご家族へのサポート(面会・説明体制)

赤ちゃんがNICUやGCUに入院すると、ご家族は大きな不安を感じられることと思います。
当センターでは、ご家族が安心して赤ちゃんとの時間を過ごし、退院後の生活へスムーズに移行できるよう、きめ細やかなサポート体制を整えています。

ご家族の面会について

感染対策へのご協力

抵抗力の弱い赤ちゃんを守るため、面会は赤ちゃんのご両親のみになります。入室前の手洗いや消毒、体調チャック(発熱や風邪症状がない事)のご協力をお願いしています。

丁寧な説明と心のケア

分かりやすい病状説明

赤ちゃんの状態や治療方針について、専門用語を使わず丁寧に説明します。不安なことはいつでもご相談ください。

専門スタッフによる相談
(心理・生活面)

突然の入院による心の不安や、医療費・手続きの心配事について、専門の相談員がサポートします。

産科とNICUの連携
(お母さんのケア)

お母さんの体の回復を最優先にしながら、産科の助産師とNICUスタッフが連携して搾乳や授乳の練習を支えます。

退院後のフォローアップ

NICU・GCUを退院した後も、赤ちゃんが健やかに成長できるよう、小児科専門医と看護スタッフが継続してサポートします。お家に帰ってからの育児の不安にも寄り添い、地域の保健機関と連携しながら切れ目のない支援を行います。

  • 小児科「フォローアップ外来」
    での継続診療

    小さく生まれた赤ちゃんや疾患により、小児科医が定期的に健診を行います。体重の増え方はもちろん、運動や言葉の発達、離乳食の進め方などを専門的に見守ります。

  • 地域の保健師・自治体との
    「切れ目ない連携」

    お住まいの地域の保健センターとスムーズに情報を共有します。退院後すぐに地域の訪問サポートなどが受けられるよう、バトンタッチを行います。